レジデントノート

米国にて内科修行中。何ができるか模索している過程を記録していく

内分泌

1型糖尿病

発症は思春期や成人年齢の早い時期にピークを認めるが、どの年齢でも発症しうる Cペプチド検査は1型糖尿病の診断確定の助けとなるかもしれず、1型糖尿病では値が低い(1) さらなるマーカーにはGAD、islet cell、インスリン、タンパク質チロシンホスファタ…

甲状腺機能亢進症

甲状腺中毒症(thyrotoxicosis)は血清および組織におけるサイロキシン(T4)、トリヨードサイロニン(T3)あるいはその両方が過剰になることで起こる病態である 甲状腺機能亢進症(hyperthyroidism)は甲状腺の活動過剰によって起こる甲状腺中毒症のことを…

2型糖尿病

糖尿病は内科医が最もよくみる疾患の一つである。米国ではおよそ3030万人(9.4%)が罹患していると推定され、そのうち2310万人のみが診断されている(1) 現在のトレンドだと2050年にはおよそ2倍になると予想されている(2) 米国において糖尿病は失明、肢切断…

入院時ノート 25 糖尿病性ケトアシドーシス/HHS

<現病歴> 糖尿病治療薬服薬状況: 食事・間食摂取状況: 口渇・多尿(-/+:いつから )体重減少(-/+)発熱(-/+)腹痛(-/+)下痢(-/+)胸痛(-/+)強いストレス(-/+)麻痺(-/+) <既往歴> 糖尿病 (-/+: 型) 膵炎 (-/+) 虚血性…

入院時ノート ⑧ 遷延性低血糖

<現病歴> 低血糖症状(動悸・震え):食前/食後 発熱(-/+) 悪寒(-/+) 経口摂取低下(-/+) <既往歴> 肝疾患(-/+) 糖尿病(-/+) 腹部手術歴(-/+) <外来治療薬> インスリン(-/+: ) 経口血糖降下剤(-/+: ) (gatifloxacin…