レジデントノート

米国にて内科修行中。何ができるか模索している過程を記録していく

IN THE CLINIC

喫煙

米国において1965年以降タバコの使用数は半分以下に減っているが依然予防できうる死の原因第1位である(1) 多くの医師が喫煙治療に関する適切なトレーニングを受けておらず、多くの患者が禁煙に関する援助を受けていない 喫煙者は非喫煙者に比べ10年以上寿…

アルコール摂取

Alcohol Use Disorder(アルコール使用障害)で治療適応を有する患者のうち実際に治療を受けているのは4%以下である(1) アルコール乱用は予防できうる死の原因の第3位にあたる(2) 低量のアルコール摂取が虚血性心疾患や虚血性脳疾患の発症予防に有効で…

閉塞性睡眠時無呼吸

繰り返す上気道閉塞による酸化ヘモグロビン飽和度低下や生理的ストレスによって血圧上昇や心血管疾患が引き起こされる(1) 閉塞性無呼吸を示唆する症状を呈する患者のうち実際に評価され治療されているのは50人に1人のみである(2) 外来では全ての患者…

心房細動

・自覚症状は動悸や胸痛が比較的若い患者で多い一方、高齢者では倦怠感や呼吸困難感が多く認められる(1) ・日常的に症状を有する患者では診断にホルター心電図で十分なことが多いが、発症の頻度が少ない場合は1ヶ月モニターしても見逃す事もあり得る ・原…

市中肺炎

・肺炎球菌ワクチンの適応 65歳以下で慢性呼吸器疾患を有する(COPDは含まれるが喘息は適応でない) ・慢性疾患を持つ高齢者は呼吸器症状がない場合がある (倦怠感、転倒、食思低下、意識障害などで受診した高齢者の鑑別疾患として考慮する必要がある) ・…

痛風

・コーヒー (4〜6杯/day)・ビタミンC (500mg/day) 摂取はリスクを下げる(1, 2) ・ロサルタンとカルシウム拮抗薬はリスクを下げ、β遮断薬・ACE阻害薬・ロサルタン以外のアンギオテンシンII受容体拮抗薬はリスクを高める(3) ・低用量アスピリンは尿酸保持…